「ZOOMEXって本当に安全なの?」「金融庁に登録されていないなら危険では?」——海外の仮想通貨取引所を利用する際、安全性への疑問は誰もが抱くものです。漫画投資部では、ZOOMEXが取得している3つの金融ライセンスの実態、コールドウォレットやHacken監査によるセキュリティ体制、そして日本の金融庁との関係性を徹底的に調査しました。日本語サポートに安全性について直接問い合わせた結果も含め、正確な情報をお届けします。
ZOOMEXはカナダMSB・米国MSB・米国NFAの3つの金融ライセンスを取得し、セキュリティ企業Hacken(ハッケン)の包括的なセキュリティ監査にも2024年に合格しています。資産管理にはコールドウォレットとマルチシグネチャーを採用しており、これまでハッキング被害の報告はありません。一方で、日本の金融庁には未登録のため、国内登録取引所のような投資者保護の対象外です。また、金融庁は2028年1月を目処に無登録業者への罰則強化を予定しており、今後の規制動向にも注意が必要です。リスクを正しく理解した上で、余剰資金の範囲内で利用することが賢明です。
リラZOOMEXって海外の取引所でしょ?ハッキングされたりしないか心配で……。
サトシ教授不安になるのは当然だよ。でもZOOMEXは3つの金融ライセンスを持っていて、第三者のセキュリティ企業による監査も受けているんだ。まず何がどう安全なのかを整理していこう。
カナダMSB・米国MSB・米国NFAの各ライセンス番号を公式登録簿で検索し、実在と有効性を確認
Hacken社のセキュリティ監査レポートを精査し、発見された脆弱性の対応状況を調査
ZOOMEXの24時間日本語サポートに安全性に関する質問を実施し、回答内容と対応速度を記録
金融庁の無登録業者リスト(2026年3月26日更新版)でZOOMEXの掲載状況を確認
ZOOMEXの金融ライセンスを詳しく見る
ZOOMEXは2021年の設立以来、グローバルな規制対応を積極的に進めてきました。現在は3つの主要な金融ライセンスを保有しています。日本の金融庁ライセンスは持っていませんが、国際的に認知度の高いライセンスを複数取得している点は評価に値します。
そもそも金融ライセンスとは、取引所が「一定の法令基準を満たしている」ことを国家機関が認めた証明書です。無名の取引所の中には、いかなるライセンスも取得せずにサービスを提供しているところも存在します。ライセンスの有無は、取引所の最低限の信頼性を判断する上での重要な指標のひとつです。
3つのライセンスの種類と内容
| カナダMSBライセンス | カナダ金融取引・報告分析センター(FINTRAC)が管理。AML(マネーロンダリング対策)・CFT(テロ資金供与対策)の厳格な審査に合格していることを証明 |
|---|---|
| 米国MSBライセンス | 米国財務省の金融犯罪執行機関FinCENが管理。世界で最も権威ある暗号通貨関連ライセンスのひとつ。KYC(本人確認)・AML体制の整備が必須条件 |
| 米国NFAライセンス | 全米先物協会(NFA)が管理。先物・デリバティブ取引を提供する業者に求められる自主規制機関のライセンス。ZOOMEXがデリバティブ専門取引所として信頼性を持つ根拠 |
各ライセンスが意味すること
- マネーロンダリング対策の整備:カナダ・米国のMSBライセンスは、資金洗浄やテロ資金の流入を防ぐ体制が整っていることを第三者機関が認定した証拠です
- 本人確認体制(KYC)の実施:ライセンス取得にはユーザーの本人確認を適切に行う仕組みの整備が必須です
- デリバティブ取引の正当性:NFAライセンスにより、先物・無期限先物などのデリバティブ取引を提供する正当性が認められています
- 継続的な法令遵守義務:ライセンスを維持するために、定期的な報告・審査が求められます
リラ3つもライセンスを持っているんだね!でも、日本の金融庁のライセンスじゃないんでしょ?
サトシ教授そうなんだ。Bybit・Bitget・MEXCなど多くの海外取引所が同じ状況だよ。MSBライセンスは「資金が不正でないか確認する機関のライセンス」だから、取引所が絶対安全という保証ではない点は理解しておこう。ただ、無名の取引所より信頼性の根拠は段違いだよ。
ZOOMEXのセキュリティ体制を徹底解説
ライセンスと並んで重要なのが、実際のセキュリティ技術です。ZOOMEXは複数の対策を組み合わせて、ユーザー資産の安全を守っています。
コールドウォレットによる資産管理
ZOOMEXはユーザー資産をホットウォレットとコールドウォレットに分けて管理しています。重要なのは、コールドウォレットがインターネットから完全に切り離されている点です。これは業界標準の安全管理方法であり、大手取引所も同様の仕組みを採用しています。
- コールドウォレット:インターネット非接続のオフライン保管庫。ユーザー資産の大部分を保管。ハッキングのリスクがほぼゼロ
- ホットウォレット:オンライン接続されたウォレット。当日の出金処理に必要な最小限の資産のみを保管
- 万が一不正アクセスがあっても、コールドウォレットに保管された資産は流出しない設計になっている
- 公式の説明では、「その日の出金分のみをホットウォレットで管理」するという方針を明示
マルチシグネチャーの導入
ZOOMEXはマルチシグネチャー(マルチシグ)技術を資金管理に採用しています。
ウォレットを操作するために複数の異なる秘密鍵による署名が必要になる仕組みです。仮に1つの秘密鍵が外部に漏洩しても、残りの鍵がなければウォレットを操作できません。内部犯行・不正アクセス・単一障害点のリスクを大幅に低減する技術として、大手取引所が広く採用しています。
二段階認証(2FA)の提供
ZOOMEXでは、Google Authenticatorを用いた二段階認証の設定を強く推奨しています。パスワードが第三者に漏洩した場合でも、認証アプリのワンタイムパスワードがなければログインできないため、アカウント乗っ取りを大幅に防止できます。
仮想通貨取引所の被害の多くは「アカウント乗っ取り」から始まります。フィッシングサイトやパスワードリストを使った攻撃に対して、2FAは最も手軽で効果的な防衛手段です。ZOOMEXを使うなら必ず最初に設定してください。
リラコールドウォレットとマルチシグって、どこの大手取引所も使ってる技術だよね?
サトシ教授そう、BinanceやCoinbaseも採用している業界標準だよ。それを海外の新興取引所であるZOOMEXが取り入れているのは評価できるポイントだね。さらに第三者機関の監査まで受けているところが特徴なんだ。
Hacken社によるセキュリティ監査(2024年)
ZOOMEXは2024年7月、世界的なブロックチェーンセキュリティ企業Hacken(ハッケン)によるセキュリティ監査に合格したことを公表しました。Hackenは2017年設立で、Binance・NEAR・1INCHなど業界最大手の監査実績を持つ信頼性の高い機関です。仮想通貨取引所がこうした第三者機関の審査を受けることは、まだ業界全体としては一般的ではありません。自ら監査を依頼し結果を公開している姿勢は、透明性への取り組みとして評価できます。
- ペネトレーションテスト(侵入テスト):Webアプリケーションとプラットフォーム全体に対して実施
- 脆弱性の発見と分類:複数の脆弱性が発見され、クリティカル・高・中・低の重要度別に分類
- クリティカルレベルの脆弱性は修正済み:未認証での資金移動が可能な最重要脆弱性は、監査後に速やかに修正対応が完了
- 成功したハッキングの証拠なし:公開情報の監査において、実際に攻撃が成功した痕跡は確認されていない
ZOOMEXは設立からの歴史が比較的短い取引所ですが、2024年時点で第三者機関による客観的な安全性の認定を受けていることは、同規模の取引所と比較して大きなアドバンテージです。
日本の金融庁との関係性
金融庁への登録状況(2026年3月時点)
ZOOMEXは日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていません。これはBybit・Bitget・MEXCなど、日本で人気の高い多くの海外取引所と同じ状況です。
ただし、登録されていないこと=違法であること、ではありません。日本人ユーザーが未登録の海外取引所を利用すること自体を禁じる法律は現時点で存在せず、ユーザーが法的に罰せられるわけではありません。
金融庁の警告リストへの掲載状況
金融庁は、日本居住者向けに無登録でサービスを提供する業者に対して警告を発出し、「無登録で暗号資産交換業を行っている者」のリストを公開しています。
2026年3月26日更新の最新版において、ZOOMEXはこの警告リストに掲載されていません。ただし、リストへの非掲載は「安全の証明」ではなく、「警告が発出されていない」という事実に過ぎません。日本市場への積極的な展開(日本語対応・Jリーグスポンサーなど)を踏まえると、将来的に警告の対象となる可能性は排除できません。
今後の規制強化に向けた動向
注目すべきは、金融庁が2028年1月を目処に、無登録業者への罰則を大幅に強化する方針を発表していることです。懲役刑の上限を現行の3年から最大10年に、罰金の上限を300万円から最大1000万円に引き上げる方向で検討が進んでいます。この罰則強化の対象はあくまでも業者側ですが、規制が強まることで海外取引所が日本市場からの撤退を余儀なくされるリスクも生まれます。
ZOOMEXは日本の金融庁に未登録の海外取引所です。利用にあたっては以下のリスクを必ず理解してください。
- 投資者保護基金の対象外:国内登録取引所が破綻した場合に適用される保護制度は使えません
- 日本法による保護が受けられない:トラブル発生時、日本の法律に基づいた救済を求めることが困難です
- サービス停止リスク:金融庁が日本居住者向けのサービス停止を求めた場合、突然利用できなくなる可能性があります
- 規制強化リスク:2028年以降の罰則強化に伴い、取引所が日本市場から撤退するリスクがあります
利用は完全な自己責任です。余剰資金のみで利用し、大きな資産を長期間預けたままにしないことを強く推奨します。
リラ2028年に罰則が強化されるって、それって怖いね……。取引所が突然使えなくなる可能性もあるってこと?
サトシ教授その可能性はゼロではないよ。だからこそ利益はこまめに出金することが大切なんだ。取引所に大量の資産を置いたままにしないのは、海外取引所を使う上での鉄則だよ。
ZOOMEXの安全性を総合評価
編集部によるZOOMEXの安全性を各項目で採点した結果は以下の通りです。採点は「金融ライセンスの質と数」「技術的なセキュリティ対策」「第三者による客観的な監査」「過去のインシデント有無」「日本ユーザー向けサポート」「法規制への対応状況」「実績の蓄積度」の7つの観点で行っています。
ZOOMEXは2021年設立の比較的新しい取引所です。セキュリティ技術や日本語サポートの充実度は高く評価できる一方、運営歴が短い点と金融庁未登録は明確なマイナス要素です。Binanceのように10年以上の実績を持つ老舗取引所と比較すれば、信頼性の蓄積は発展途上と言えます。
他の海外取引所との安全性比較
| 取引所 | 金融ライセンス数 | セキュリティ監査 | ハッキング被害歴 | 日本語サポート | 設立年 |
|---|---|---|---|---|---|
| ZOOMEX | 3つ(カナダMSB・米国MSB・NFA) | Hacken監査済み(2024年) | なし | 24時間対応 | 2021年 |
| Bybit | 複数(セーシェルFSA等) | 第三者監査あり | 2025年に被害報告あり | 24時間対応 | 2018年 |
| MEXC | 複数 | 非公開 | なし | メール対応 | 2018年 |
| Bitget | 複数(米国MSB等) | 非公開 | なし | 24時間対応 | 2018年 |
ZOOMEXはハッキング被害がなく、Hacken監査済みである点で同規模の取引所と比べて優位に立っています。一方、設立年が最も新しく、運営実績での蓄積は他社に劣ります。Bybitは2025年に大規模なハッキング被害を受けたことが報告されており、実績のある取引所が必ずしも安全とは限りません。
リラZOOMEXはハッキング被害の報告がないんだね。Bybitのほうが歴史が長いのに被害を受けているのは意外……。
サトシ教授「実績が長い=安全」とは必ずしも言えないんだ。重要なのは現時点でのセキュリティ体制だよ。ただし「今まで被害がない」は「これからも被害がない」を保証しないから、自分でできる対策は必ずやっておくことが大切だよ。
ユーザーの口コミから見る安全性の評判
実際にZOOMEXを利用しているユーザーの口コミから、安全性に関する評判を確認してみましょう。漫画投資部では国内のSNS・レビューサイトを中心に調査しました。
- 「出金が24時間以内に届いた。スムーズで安心した」——出金面での信頼性を評価する声が多い
- 「日本語サポートが丁寧で、セキュリティの質問にも詳しく答えてくれた」——サポートの質が高いという評判
- 「Hacken監査を受けているのは海外取引所の中でも珍しい。信頼感がある」——第三者監査を評価するコメント
- 「NFAライセンスを取得している点でBitgetやMEXCより安心感がある」——ライセンスへの言及が多い
- 「金融庁に未登録なので国内取引所より不安感は残る」——規制面への懸念を持つユーザーも存在
- 「設立から日が浅いのでまだ様子見している」——運営歴の短さを気にする声
- 「2028年の規制強化後どうなるか不安」——将来の規制強化を懸念するコメント
全体的にセキュリティ面を評価する声が多く、特にサポートの丁寧さとHacken監査への信頼感が目立ちます。一方で金融庁未登録という点は多くのユーザーが懸念しており、「リスクを理解した上で利用している」というスタンスが一般的です。
ZOOMEXのセキュリティインシデント履歴
ZOOMEXは2021年の設立以来、2026年3月時点で大規模なハッキング被害や資産流出などのセキュリティインシデントは報告されていません。これはBybitが2025年に大規模ハッキングを受けたことと比較しても、現時点では良好な状況です。
ただし「インシデントがない=永遠に安全」ではありません。取引所のセキュリティは攻撃者との継続的な攻防であり、過去の実績は将来を保証するものではありません。だからこそ、前述のHacken監査のような定期的な第三者評価が重要な意味を持ちます。
安全にZOOMEXを使うための5つの自衛策
ライセンスや監査が整っていても、ユーザー自身の対策が不十分では意味がありません。仮想通貨取引所におけるセキュリティインシデントの多くは、取引所側のハッキングではなくユーザーアカウントの乗っ取りが原因です。フィッシングサイトへの誘導、パスワードの使い回し、2FAの未設定などが主な入口となっています。以下の5つは最低限実施すべきセキュリティ対策です。
- Google二段階認証(2FA)を必ず設定する——アカウント乗っ取りへの最も効果的な防御策。ZOOMEXを使う前に必ず設定してください
- 余剰資金のみを入金する——生活費・緊急時の資金は絶対に入金しない。失っても生活に影響しない金額に限定する
- 利益はこまめに出金する——取引所に大きな資産を長期間置いたままにしない。定期的に国内の安全な場所へ移す
- パスワードは使い回さない——ZOOMEXには固有の強固なパスワードを設定。他サービスと同じパスワードは絶対に使わない
- 公式サイト・公式アプリのみを使用する——フィッシングサイトや偽アプリに注意。URLは必ず「zoomex.com」を確認し、アプリはApp Store/Google Playからのみダウンロードする
スマートフォンにGoogle AuthenticatorアプリをインストールしてQRコードをスキャンします。
ZOOMEXのセキュリティ設定から「Google認証」を選択し、表示されるQRコードをアプリで読み取って有効化します。
設定時に表示される回復コードは紙に書き留め、デジタルデバイスとは別の安全な場所に保管します。スマホを失くしても回復できるようにします。
出金可能なアドレスをあらかじめ登録しておくことで、不正な出金先への送金を防止できます。
見覚えのないログイン通知が届いた場合は直ちにパスワードを変更し、サポートに連絡します。
万が一トラブルが起きたときの対応方法
ZOOMEXを利用していてトラブルが発生した場合、どのように対応すればよいか把握しておくことが重要です。日本語サポートが24時間対応しているため、問題発生時は迅速に連絡することが最善策です。
カスタマーサポートへの連絡方法
ZOOMEXのサポートには複数の連絡チャネルがあります。
- ライブチャット:公式サイト右下のチャットアイコンから24時間即時サポートを受けられる。日本語で対応可能
- メールサポート:公式サポートメールアドレス宛てに問い合わせ内容を送信する
- 公式Discord/Telegram:コミュニティで他のユーザーからアドバイスを得ることも可能
緊急時に取るべき行動
アカウントへの不正アクセスが疑われる場合や、資産が不審な動きをしている場合は、以下の手順を速やかに実行してください。
ZOOMEXのアカウント設定からパスワードを即時変更します。他のサービスで同じパスワードを使っていた場合は、そちらも変更が必要です。
二段階認証が有効になっているか確認します。まだ設定していない場合は直ちに設定してください。
身に覚えのない取引・出金がないか確認します。不審な動きがあれば即座にサポートに報告してください。
不審なアクセスや取引の証拠を記録してから、24時間日本語ライブチャットでサポートに連絡します。対応してもらえるようトランザクションIDや日時を準備しましょう。
リラ万が一ハッキングされたらどうすればいいの?焦ってしまいそう……。
サトシ教授焦らずに順番を守って行動するのが大事だよ。まずパスワード変更→2FA確認→履歴確認→サポート連絡の順でね。ZOOMEXは24時間日本語サポートがあるから、証拠を用意してすぐに連絡しよう。
ZOOMEXの安全性に関するよくある質問
リラセキュリティ対策をしっかりやれば、ZOOMEXも使えるってことだね。
サトシ教授そうだね。大切なのは正確なリスクを理解した上で、自分でできる対策を全部やること。金融庁未登録のリスクを軽く見ずに、余剰資金・こまめな出金・2FA設定の3つを守れば、安全に活用できるよ。
- カナダMSB・米国MSB・米国NFAの3つの金融ライセンスを取得済み
- コールドウォレット+マルチシグネチャーで資産を安全管理
- Hacken社によるセキュリティ監査に2024年合格
- 2026年3月時点でハッキング被害の報告なし
- 金融庁未登録——余剰資金の範囲内でこまめに出金しながら利用を推奨
