「Axon MarketsのRaw口座はスプレッドが本当に狭いのか?」——海外FXで取引コストを重視するトレーダーにとって、スプレッドの実態は口座選びの決め手です。編集部ではAxon Markets(アクソンマーケッツ)の全5口座タイプでスプレッドを調査しました。Standard・Raw・Prime・LeveragePlus・Centの各口座を比較し、手数料込みの実質コストまで踏み込んで検証します。「Axon Marketsは本当に低コストなのか」を数字で確かめましょう。

この記事でわかること
  • Axon Markets全5口座タイプのスプレッド比較(2026年3月調査)
  • Raw口座のEUR/USD最低スプレッドは0.0pips(手数料$7/lot往復)
  • Prime口座はSTP方式・手数料なしでEUR/USD平均1.0pips
  • Exness・XMTrading・Vantageとの4社横断スプレッド比較
  • 東京・ロンドン・NY時間帯ごとのスプレッド変動傾向
  • 口座タイプ別の実質コスト計算と最適な口座の選び方
  • スキャルピング・デイトレ・スイングのスタイル別適性評価
結論:Axon MarketsのRaw口座は低コストだが条件あり

Axon Marketsのスプレッドは口座タイプによって大きく差があります。Standard口座のEUR/USD平均は1.6pipsですが、Raw口座は最低0.0pips(往復手数料$7/lot込みで実質0.7pips)、Prime口座は手数料なしで平均1.0pipsです。Raw口座の実質コストは海外FX業界では中の上レベル。ExnessプロやXMのKIWAMI極口座には及びませんが、ThreeTraderやAXIORYと近い水準です。ただし最低入金額$500(Raw口座)が必要で、Prime口座は$1,000と高めの設定です。コスト最優先ならRaw口座、手数料計算をシンプルにしたいならPrime口座が現実的な選択肢です。

リラ(wonder)リラ

Axon Marketsって最近よく名前を見るけど、スプレッドは本当に狭いの?GEMFOREXに似てるって話も聞くし、ちょっと気になる…

ポンド先輩(normal)ポンド先輩

確かに見た目が似てるという声はあるけど、運営自体は別会社だよ。セーシェルFSAのライセンスを取得していて、スプレッドの仕組みも独自のものなんだ。データで冷静に比較してみよう。

リラ(normal)リラ

なるほど。じゃあ口座タイプごとのスプレッドを詳しく教えて!Raw口座が一番安いの?

ポンド先輩(happy)ポンド先輩

Raw口座はスプレッド自体は最狭だけど、1ロットあたり往復$7の手数料がかかるんだ。手数料込みの「実質コスト」で比べないと本当のコストは見えてこないよ。

リラ(surprised)リラ

手数料込みで比べるのが大事なのね!Prime口座は手数料なしって聞いたけど、それなら計算しやすそう。

ポンド先輩(normal)ポンド先輩

そうだね。Prime口座はSTP方式で手数料ゼロだから、表示スプレッドがそのままコストになる。ただし最低入金額が$1,000と高めだから、自分の資金量に合った口座選びが重要なんだ。

リラ(happy)リラ

わかった!じゃあ他社との比較も含めて、全部教えて!

ポンド先輩(happy)ポンド先輩

もちろん。口座タイプ別のスプレッド一覧から、他社比較、時間帯別の変動、スキャルピング適性まで順番に解説していくよ。

🔵
ポンド先輩
海外FX専門アナリスト・取引コスト検証担当

FX歴10年以上。Axon Marketsを含む海外FX業者20社以上のリアル口座を保有し、スプレッド・約定力・スリッページを継続的に検証。取引コスト分析を専門とし、多くのトレーダーに口座選びの指針を提供している。

スプレッド調査の概要
📅
調査時期

2026年3月・公式サイト公表値および取引プラットフォーム上の表示スプレッドを確認

📊
調査対象

Axon Markets全5口座(Standard・Raw・Prime・LeveragePlus・Cent)

💱
対象銘柄

主要通貨ペア(EUR/USD・USD/JPY・GBP/USD・GBP/JPY)+ゴールド

比較方法

公式公表の最低スプレッドおよび平均スプレッドを基に、手数料込みの実質コストを計算

Axon Markets 口座タイプ別スプレッド一覧

Axon Marketsには現在5種類の口座タイプが存在します。それぞれ取引コストの構造(スプレッド内包型/手数料別途型)が異なるため、同じ通貨ペアでも実際の支払いコストは大きく変わります。まずは全口座タイプの概要を確認しましょう。

通貨ペアStandardRaw(※手数料別)PrimeLeveragePlusCent
EUR/USD1.6 pips0.0 pips〜1.0 pips1.8 pips1.6 pips
USD/JPY1.8 pips0.1 pips〜1.1 pips2.0 pips1.8 pips
GBP/USD2.0 pips0.2 pips〜1.3 pips2.2 pips2.0 pips
EUR/JPY2.5 pips0.3 pips〜1.6 pips2.8 pips2.5 pips
GBP/JPY3.2 pips0.5 pips〜2.0 pips3.5 pips3.2 pips
XAU/USD(金)0.280.10〜0.200.350.28
Raw口座の取引手数料について

Raw口座のスプレッドは最低0.0pipsですが、1ロットあたり往復$7(片道$3.5)の取引手数料が別途発生します。EUR/USD(1pip=$10/lot)で換算すると約0.7pips相当のコストとなるため、実質スプレッドは「表示スプレッド+0.7pips」で計算してください。

各口座タイプのスペック比較

Axon Markets 口座タイプ別スペック一覧
Standard口座スプレッド内包型・手数料なし・最低入金$50・NDD方式・レバレッジ最大500倍・初心者〜中級者向け
Raw口座超低スプレッド・往復$7/lot手数料・最低入金$500・NDD方式・レバレッジ最大500倍・上級者・スキャルパー向け
Prime口座低スプレッド・手数料なし・最低入金$1,000・STP方式・レバレッジ最大500倍・中〜上級者向け
LeveragePlus口座スプレッドやや広め・手数料なし・最低入金$10・レバレッジ最大2,000倍・少額ハイレバ取引向け
Cent口座Standardと同スプレッド・手数料なし・最低入金$10・セント建て・超少額練習向け

他社比較|Axon Markets vs Exness vs XMTrading vs Vantage

Axon Marketsのスプレッドが「業界内でどの位置にあるのか」を把握するため、海外FX主要3社との横断比較を行いました。各社のハイグレード口座(低スプレッド口座)同士での比較です。

リラ(wonder)リラ

Axon Marketsのスプレッドって他社と比べるとどうなの?Raw口座なら負けてないのかな。

ポンド先輩(normal)ポンド先輩

表示スプレッドだけ見るとRaw口座は0.0pipsで業界最狭クラスに見えるんだけど、手数料込みの実質コストで比べると順位が変わってくるんだ。具体的な数字を出してみよう。

EUR/USD スプレッド 4社比較(ハイグレード口座)

比較項目Axon Markets Raw口座Exness プロ口座XMTrading KIWAMI極Vantage Raw ECN
EUR/USD 表示スプレッド0.0 pips〜0.07 pips0.12 pips0.1 pips
USD/JPY 表示スプレッド0.1 pips〜0.10 pips0.18 pips0.2 pips
GBP/USD 表示スプレッド0.2 pips〜0.18 pips0.28 pips0.3 pips
取引手数料(/lot往復)$7なしなし$6
EUR/USD 実質コスト約0.7 pips0.07 pips0.12 pips約0.7 pips
最低入金額$500$200$5$50
最大レバレッジ500倍無制限(条件付)1,000倍1,000倍
ゼロカットありありありあり
他社比較から見えたAxon Marketsの立ち位置
  • 表示スプレッド:Raw口座の0.0pips〜は業界トップクラスの数値
  • 実質コスト:手数料$7/lot込みで約0.7pips。Exnessプロ(0.07pips)やXM KIWAMI極(0.12pips)には大きく及ばない
  • Vantage Raw ECNとほぼ同水準:手数料込み実質コストはほぼ互角
  • 最低入金額:$500はXMTrading($5)やVantage($50)と比べて高めの設定
  • レバレッジ:LeveragePlus口座なら2,000倍だが、Raw口座は500倍に制限

Standard口座(STP口座)同士の比較

ハイグレード口座だけでなく、スタンダード口座同士の比較も重要です。初めてAxon Marketsを使う方はStandard口座から始めるケースが多いためです。

通貨ペアAxon Markets StandardXMTrading スタンダードExness スタンダードFXGT スタンダード+
EUR/USD1.6 pips1.7 pips1.0 pips1.6 pips
USD/JPY1.8 pips1.6 pips1.1 pips1.6 pips
GBP/USD2.0 pips2.1 pips1.3 pips2.0 pips
EUR/JPY2.5 pips2.3 pips1.6 pips2.2 pips
XAU/USD(金)0.280.280.200.40
手数料なしなしなしなし
最低入金額$50$5$1$5

Standard口座の比較では、Axon MarketsはXMTradingやFXGTと同水準です。EUR/USDの1.6pipsは海外FXのSTP口座としては標準的な数値ですが、Exnessのスタンダード口座(1.0pips)には明確に劣ります。Standard口座のスプレッドだけで選ぶなら、Exnessが圧倒的に有利です。

口座タイプ別の詳細解説

Raw口座:スキャルパー向けの超低スプレッド口座

Raw口座はAxon Marketsの中で最もスプレッドが狭い口座タイプです。NDD(ノン・ディーリングデスク)方式を採用し、インターバンク直結の生スプレッドを提供します。

メリット
  • EUR/USDの表示スプレッドが0.0pips〜と業界最狭水準
  • NDD方式による透明性の高い約定環境
  • スキャルピング・EA(自動売買)の制限なし
  • ゴールド(XAU/USD)のスプレッドも0.10〜と狭い
デメリット
  • 往復$7/lotの取引手数料が発生(実質コストは0.7pips加算)
  • 最低入金額が$500と高め
  • レバレッジが最大500倍に制限(LeveragePlus口座の2,000倍より低い)
  • 手数料込みの実質コストではExnessプロ口座に大きく劣る

EUR/USDを1lot取引した場合のコスト計算を確認しましょう。

口座タイプ表示スプレッド手数料1lot取引の実質コスト1日10回×月20日の月間コスト
Raw口座0.0 pips〜$7/lot往復約$7/取引約$1,400/月
Prime口座1.0 pipsなし約$10/取引約$2,000/月
Standard口座1.6 pipsなし約$16/取引約$3,200/月
LeveragePlus口座1.8 pipsなし約$18/取引約$3,600/月

Prime口座:手数料なしのバランス型口座

Prime口座は手数料ゼロとやや狭めのスプレッドを両立させた口座タイプです。STP方式を採用しており、ExnessやAXIORYのスタンダード口座に並ぶ水準のスプレッドを実現しています。

  • EUR/USD平均1.0pipsは手数料なしのSTP口座としては狭い部類
  • 最低入金額$1,000が唯一のハードル
  • 手数料計算が不要でコスト管理がシンプル
  • 中〜上級者のデイトレードに最適なバランス口座

LeveragePlus口座:ハイレバ特化の口座

LeveragePlus口座は最大2,000倍のレバレッジが最大の特徴です。最低入金額もわずか$10と低く、少額資金でハイレバレッジ取引をしたいトレーダーに向いています。

  • 最大レバレッジ2,000倍は海外FXでもトップクラス
  • 最低入金$10で気軽に始められる
  • スプレッドは1.8pips〜とやや広め
  • コスト重視のトレーダーには不向き
Axon Marketsの安全性に関する注意

Axon Marketsはセーシェル金融サービス庁(FSA)のライセンスを保有していますが、一部の情報サイトでは旧GEMFOREXとの類似点が指摘されています。取引前に必ず最新の規制情報を確認し、投資は余剰資金の範囲内にとどめてください。海外FXにはゼロカットシステムがありますが、元本保証はありません。

時間帯別のスプレッド変動

FXのスプレッドは24時間を通じて一定ではなく、市場の流動性によって変動します。Axon MarketsのRaw口座でスキャルピングをする場合、スプレッドが狭い時間帯を狙うことでコストをさらに抑えられます。

時間帯流動性EUR/USD目安USD/JPY目安特徴
東京時間(9:00〜15:00)0.1〜0.3 pips0.1〜0.2 pips円絡みの通貨ペアが活発。比較的安定したスプレッド
ロンドン時間(16:00〜翌1:00)0.0〜0.1 pips0.1〜0.2 pips流動性が最も高くスプレッドが最狭になりやすい
NY時間(21:00〜翌6:00)0.0〜0.2 pips0.1〜0.3 pipsロンドンとの重複時間帯が最も狭い
早朝(6:00〜8:00)極低1.0〜3.0 pips0.5〜2.0 pips流動性が低くスプレッドが大幅に拡大
経済指標発表時急変3.0〜10.0 pips2.0〜8.0 pipsNFP・FOMC・CPI前後は大幅拡大
スプレッドが最も狭くなるゴールデンタイム

日本時間の21:00〜翌1:00(ロンドン+NY重複時間帯)は、世界の主要市場が同時に開いているため流動性が最も高くなります。この時間帯はRaw口座のEUR/USDスプレッドが0.0pipsに近づくことが多く、スキャルピングに最適な時間帯です。逆に早朝6:00〜8:00はスプレッドが通常の10倍以上に拡大するため、取引を避けるのが賢明です。

リラ(surprised)リラ

早朝はスプレッドが10倍以上に広がるの!?知らずに取引してたら大損するところだった…

ポンド先輩(normal)ポンド先輩

これはAxon Marketsに限った話じゃなくて、すべてのFX業者で起きる現象だよ。流動性が低い時間帯は避けるのが鉄則。特にRaw口座は普段のスプレッドが狭い分、拡大時のギャップが大きく感じるから注意してね。

スキャルピング適性評価

Axon MarketsのRaw口座はスキャルピングに適しているのかを、5つの観点から総合的に評価します。

スプレッドの狭さ(Raw口座)
4/5
手数料込み実質コスト
3/5
約定スピード・安定性
3.5/5
スキャルピング制限の有無
4.5/5
取引プラットフォーム(MT5)
4/5
スキャルピング適性の総合評価

Axon MarketsのRaw口座はスキャルピング自体に制限はなく、表示スプレッドも0.0pips〜と十分に狭い水準です。ただし、手数料込みの実質コスト(約0.7pips)ではExnessプロ口座(0.07pips)やXM KIWAMI極口座(0.12pips)に大きく劣ります。「Axon Marketsでスキャルピングは可能」ですが、「コスト最重視ならベストな選択肢ではない」というのが率直な評価です。

よくある質問(FAQ)

Axon Marketsのスプレッドまとめ
  • Raw口座はEUR/USD 0.0pips〜(手数料込み実質約0.7pips)
  • Prime口座は手数料なしでEUR/USD 1.0pips
  • Standard口座は1.6pipsでXMやFXGTと同水準
  • 手数料込み実質コストはExnessプロ・XM KIWAMI極に劣る
  • スキャルピング・EA制限なし・ゼロカット対応
  • LeveragePlus口座なら最大2,000倍レバレッジ