「TradeviewのILC口座は海外FXの中でもスプレッドが狭い」——そんな評判をよく耳にしますが、本当でしょうか。編集部ではTradeviewのILC口座・X Leverage口座・cTrader口座で主要通貨ペアのスプレッドを2週間にわたり実測しました。口座タイプごとの違いに加え、手数料込みの実質コスト、XMTrading・Exness・AXIORYとの他社比較まで数字で徹底検証します。
- Tradeview ILC口座の主要通貨ペア実測スプレッド(2週間・2026年3月)
- ILC口座のEUR/USD実測平均スプレッドは0.2pips(手数料込み実質0.7pips)
- X Leverage口座(スタンダード)との取引コスト差を検証
- XMTrading・Exness・AXIORYとの他社横断スプレッド比較
- 東京・ロンドン・NY時間帯ごとのスプレッド変動データ
- 往復$5の取引手数料を含めた実質コストの計算方法
- スキャルピング・EA運用での適性評価
TradeviewのILC口座はEUR/USD平均0.2pips、USD/JPY平均0.3pipsと海外FX業界トップクラスの狭さを実測で確認しました。往復$5/lotの取引手数料を加算しても、EUR/USDの実質コストは0.7pipsと非常に優秀です。一方、X Leverage口座(スタンダード)はEUR/USD平均1.8pipsと標準的な水準にとどまります。スキャルピング・デイトレードを行うなら、ILC口座一択と断言できる結果でした。ただしILC口座は最低入金$1,000・最大レバレッジ200倍という制約があるため、資金に余裕がある中級者以上向けです。
リラTradeviewって名前はたまに聞くけど、XMとかExnessと比べてどうなの?ILC口座が狭いって本当?
ポンド先輩2週間みっちり実測したから、数字で見せられるよ。結論を先に言うと、ILC口座のスプレッドは本物の狭さだった。ただし手数料が別途かかるから、実質コストで判断することが大切なんだ。
リラ手数料込みで考えても狭いの?なんか裏がありそうで心配なんだけど…
ポンド先輩手数料込みでもEUR/USDで0.7pipsだから十分に優秀。ただしILC口座は最低入金$1,000、レバレッジ上限200倍と制約がある。スペックの高さと引き換えにハードルも高めなのが正直なところだね。
リラ最低入金$1,000!?それはちょっとハードル高いかも…初心者には厳しくない?
ポンド先輩確かにね。だからTradeviewは「ある程度資金がある中級者以上」が最もメリットを感じるブローカーなんだ。順番にデータを見ていこう。
リラうん!データで見せてもらえるなら安心。まずは口座ごとのスプレッドから教えて!
ポンド先輩了解。ILC口座・X Leverage口座・cTrader口座の3タイプを同一時間帯で比較した結果をまとめたから、じっくり見ていこう。
2026年3月10日(月)〜3月21日(金)の2週間・10営業日間
Tradeview全3口座(X Leverage・ILC・cTrader)
主要15通貨ペア(EUR/USD・USD/JPY・GBP/USD ほか)+ゴールド
東京・ロンドン・NY時間帯それぞれ30分ごとにスプレッドを記録し加重平均値を算出
Tradeview 口座タイプ別スプレッド一覧
Tradeviewには3種類の主要口座タイプが存在します。X Leverage口座はスプレッド内包型、ILC口座とcTrader口座は手数料別途型と、取引コストの構造が大きく異なります。まずは全口座タイプのスプレッドを把握しましょう。
| X Leverage口座 | スプレッド内包型・手数料なし・最低入金$100・最大レバレッジ500倍・初心者向け |
|---|---|
| ILC口座 | ECN方式・往復$5/lot手数料・最低入金$1,000・最大レバレッジ200倍・中上級者向け |
| cTrader口座 | ECN方式・往復$5/lot手数料・最低入金$1,000・最大レバレッジ400倍・cTrader利用可 |
以下の表は、編集部が2026年3月に実測した主要通貨ペアの平均スプレッドです(東京・ロンドン・NY時間帯の加重平均)。
| 通貨ペア | X Leverage口座 | ILC口座(※手数料別) | cTrader口座(※手数料別) |
|---|---|---|---|
| EUR/USD | 1.8 pips | 0.2 pips | 0.2 pips |
| USD/JPY | 2.0 pips | 0.3 pips | 0.3 pips |
| GBP/USD | 2.2 pips | 0.5 pips | 0.5 pips |
| AUD/USD | 2.0 pips | 0.4 pips | 0.4 pips |
| USD/CAD | 2.3 pips | 0.6 pips | 0.6 pips |
| EUR/JPY | 2.4 pips | 0.5 pips | 0.5 pips |
| GBP/JPY | 3.0 pips | 0.9 pips | 0.9 pips |
| AUD/JPY | 2.7 pips | 0.7 pips | 0.7 pips |
| NZD/USD | 2.5 pips | 0.6 pips | 0.6 pips |
| USD/CHF | 2.2 pips | 0.5 pips | 0.5 pips |
| EUR/GBP | 2.1 pips | 0.5 pips | 0.5 pips |
| EUR/AUD | 3.1 pips | 1.0 pips | 1.0 pips |
| XAU/USD(金) | 3.5 pips | 0.8 pips | 0.8 pips |
ILC口座・cTrader口座はいずれも取引ごとに往復$5/lot(片道$2.5/lot)の手数料が別途発生します。1lotあたり約0.5pipsのコスト換算となるため、上記スプレッドに0.5pipsを加算した値が実質コストです。例えばEUR/USDのILC口座スプレッド0.2pips+手数料0.5pips=実質0.7pipsが1lot取引時の総コストとなります。
ILC口座 vs X Leverage口座|実測データで比較
ILC口座とX Leverage口座の違いは、単にスプレッドの数値だけではありません。手数料込みの実質コストで正しく比較することが重要です。ここでは取引量ごとのコストシミュレーションを実施しました。
リラILC口座は手数料がかかるんでしょ?手数料込みだと結局X Leverage口座とあまり変わらないんじゃない?
ポンド先輩全然違うよ。EUR/USDで比較すると、X Leverage口座は1.8pipsだけど、ILC口座は手数料込みでも0.7pips。約60%もコストが削減されるんだ。
EUR/USD 取引コスト比較シミュレーション
| 項目 | X Leverage口座 | ILC口座 |
|---|---|---|
| EUR/USD平均スプレッド | 1.8 pips | 0.2 pips |
| 取引手数料(1lot往復) | なし | $5(約0.5pips相当) |
| 実質コスト(1lot) | 1.8 pips($18) | 0.7 pips($7) |
| 1日10回取引の月間コスト | $3,600/月 | $1,400/月 |
| 年間コスト差 | — | 年間約$26,400の差額 |
| 最低入金額 | $100 | $1,000 |
| 最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 |
1日10回取引のデイトレーダーがX Leverage口座からILC口座に切り替えると、月間のスプレッドコストが$3,600から$1,400へと約61%削減されます。年間換算では約$26,400の差額です。最低入金額の差額$900は、わずか2日程度の取引で回収できる計算になります。
ILC口座のメリット・デメリット
- EUR/USD平均0.2pips・手数料込みでも0.7pipsと業界最狭水準のスプレッド
- 往復$5/lotの手数料は海外FXのECN口座としてはかなり安い部類
- NDD/ECN方式で透明性の高い約定環境を提供
- cTrader口座と同等の低スプレッドをMT4/MT5で利用できる
- スキャルピング・EA運用の制限なし
- ゼロカットシステムで追証リスクなし
- 最低入金額$1,000は海外FXの中でも高めのハードル
- 最大レバレッジ200倍はExness(無制限)やXMTrading(1,000倍)と比べて低い
- ボーナスプログラムが基本的に提供されない
- 日本語サポートの対応時間がExness・XMTradingと比べてやや限定的
他社比較|Tradeview vs Exness vs XMTrading vs AXIORY
「TradeviewのILC口座は業界全体で見てどの位置にいるのか?」——この疑問に答えるため、海外FX主要4社のハイグレード口座のスプレッドを同一時間帯で横断比較しました。比較はすべて2026年3月・東京時間午前10時〜12時の実測値です。
リラやっぱり他社との比較が一番気になる!TradeviewのILC口座って他と比べて本当に安いの?
ポンド先輩手数料込みの実質コストで比べると、TradeviewのILC口座は業界トップ3に入る安さだよ。特に手数料が往復$5と安いのが大きなアドバンテージなんだ。
主要通貨ペア 4社ハイグレード口座 実質コスト比較
| 通貨ペア | Tradeview ILC口座 | Exness プロ口座 | XMTrading KIWAMI極 | AXIORY ナノ口座 |
|---|---|---|---|---|
| EUR/USD 実質コスト | 0.7 pips | 0.07 pips | 0.7 pips | 0.9 pips |
| USD/JPY 実質コスト | 0.8 pips | 0.10 pips | 0.9 pips | 1.0 pips |
| GBP/USD 実質コスト | 1.0 pips | 0.18 pips | 1.0 pips | 1.3 pips |
| XAU/USD 実質コスト | 1.3 pips | 0.20 pips | 1.3 pips | 1.0 pips |
| 手数料(/lot往復) | $5 | なし | なし | $6 |
| 最低入金額 | $1,000 | $200 | $5 | $10 |
| 最大レバレッジ | 200倍 | 無制限 | 1,000倍 | 400倍 |
| ボーナス | × | × | ◎ | △ |
各社のスプレッドは市場環境・計測タイミングによって変動します。本データは2026年3月・東京時間午前10〜12時の10営業日平均値です。Exnessプロ口座は手数料ゼロで極狭スプレッドを実現しているため突出した数値となっていますが、最低入金$200の条件があります。AXIORYナノ口座は手数料往復$6/lotを加算した実質コストです。
総合評価:4社の取引コスト評価
- スプレッド単体:ILC口座のEUR/USD 0.2pipsは業界トップクラスの狭さ
- 手数料の安さ:往復$5/lotはExness(なし)に次いでコスト効率が高い
- 実質コスト:EUR/USD 0.7pipsはXMTrading KIWAMI極と同等・AXIORY以上
- レバレッジ:200倍は他社と比べて控えめ(Exness無制限、XM 1,000倍)
- 最低入金額:$1,000は4社中で最も高く、参入ハードルが高い
- ボーナス:基本なし。ボーナス重視ならXMTradingが優位
時間帯別スプレッド変動
FXのスプレッドは24時間を通じて一定ではなく、市場の流動性によって変動します。Tradeview ILC口座でスキャルピングを行うなら、スプレッドが最も狭い時間帯を把握しておくことが不可欠です。
リラILC口座のスプレッドってどの時間帯でも0.2pipsなの?もっと狭くなるタイミングもある?
ポンド先輩もちろん時間帯で変わるよ。ロンドン・NY重複時間帯が最も狭くて、0.0〜0.1pipsまで縮小する瞬間もある。逆に早朝は1.0pips以上に広がることもあるから注意が必要だ。
ILC口座 EUR/USD 時間帯別スプレッド実測(日本時間)
| 時間帯(日本時間) | 市場 | EUR/USD平均スプレッド | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 7:00〜9:00 | 東京プレ | 0.6 pips | 流動性低め。スプレッドやや広い |
| 9:00〜15:00 | 東京市場 | 0.3 pips | 安定した流動性。JPY絡みは良好 |
| 15:00〜17:00 | 東京・ロンドン移行 | 0.2 pips | 欧州参入で流動性上昇 |
| 17:00〜22:00 | ロンドン市場 | 0.1 pips | 最も流動性が高い。スプレッド最狭帯 |
| 22:00〜25:00 | ロンドン・NY同時 | 0.1 pips | 年間を通じて最も安定して狭い |
| 25:00〜3:00 | NY単独 | 0.2 pips | 流動性やや低下 |
| 3:00〜7:00 | 深夜〜早朝 | 1.0 pips | 最も流動性が低い。スプレッド最大帯 |
日本時間の早朝(3:00〜7:00)および月曜オープン直後(7:00〜8:00頃)は、流動性の低下に伴いILC口座でもスプレッドが1.0〜2.0pips程度まで拡大することがあります。スキャルピングを行う場合は東京市場オープン後(9:00以降)からロンドン・NYの重複時間帯(〜25:00)を狙うのが最も効率的です。
米国雇用統計(NFP)・FOMC・CPIなどの重要経済指標発表前後は、ILC口座を含む全口座タイプでスプレッドが通常の20〜50倍に拡大する事例を確認しました。普段スプレッドが狭いILC口座ほど拡大率が大きく感じられます。指標発表の30分前には新規ポジションを持たないことを強く推奨します。
取引手数料を正しく理解する
TradeviewのILC口座・cTrader口座を正確に評価するためには、スプレッドだけでなく取引手数料を含めた実質コストを把握することが不可欠です。
- X Leverage口座:手数料なし(スプレッドにコストが内包)
- ILC口座:往復$5/lot(片道$2.5/lot)=約0.5pips相当
- cTrader口座:往復$5/lot(片道$2.5/lot)=約0.5pips相当
- 手数料の計算方法:0.1lotなら往復$0.5、0.01lotなら往復$0.05と取引量に比例
- 業界比較:Exnessゼロ口座の往復$7、AXIORYナノ口座の往復$6と比べてTradeviewの往復$5は最安水準
取引量ごとの実質コスト計算(EUR/USD)
| 取引量 | ILC口座スプレッド | 手数料(往復) | 実質コスト合計 |
|---|---|---|---|
| 0.01 lot(1,000通貨) | 0.2 pips | $0.05 | 0.25 pips相当 |
| 0.1 lot(1万通貨) | 0.2 pips | $0.5 | 0.7 pips相当 |
| 0.5 lot(5万通貨) | 0.2 pips | $2.5 | 0.7 pips相当 |
| 1.0 lot(10万通貨) | 0.2 pips | $5 | 0.7 pips相当 |
| 5.0 lot(50万通貨) | 0.2 pips | $25 | 0.7 pips相当 |
| 10.0 lot(100万通貨) | 0.2 pips | $50 | 0.7 pips相当 |
Tradeviewの取引手数料は取引量に完全比例するため、取引量が大きくなっても実質コスト(pips換算)は一定の0.7pipsです。これはExnessプロ口座(手数料なし・0.07pips)には及ばないものの、XMTrading KIWAMI極口座(0.7pips・手数料なし)とほぼ同等で、AXIORYナノ口座(実質0.9pips)を下回る好条件です。
スキャルピング適性評価
Tradeview ILC口座がスキャルピングに向いているかどうかを、スプレッド・約定環境・取引制限・レバレッジの4項目で総合評価しました。
- 資金$1,000以上を用意できる中級者以上のスキャルパー
- 手数料込みでも実質コスト0.7pipsの低コスト環境を求める方
- NDD/ECN方式の透明性と約定力を重視するトレーダー
- EA(自動売買)を低スプレッド環境で運用したい方
- MT4・MT5・cTraderの中から取引ツールを選びたい方
- ボーナスよりも取引コストの安さを最優先する方
- 最低入金$1,000を用意するのが難しい初心者(XMTradingの$5が現実的)
- レバレッジ500倍以上を必要とするハイレバトレーダー
- 口座開設ボーナスや入金ボーナスを活用したい方
- 日本語サポートの充実度を最優先する方
よくある質問(FAQ)
- ILC口座のEUR/USD平均スプレッドは0.2pips(手数料込み実質0.7pips)で業界最狭水準
- 往復$5/lotの取引手数料は海外FXのECN口座として最安クラス
- X Leverage口座と比べて月間取引コストを約61%削減可能
- 最低入金$1,000・レバレッジ200倍のため中級者以上向け
- スキャルピング・EA運用の制限なし・ゼロカットシステム対応
