「FTMOのフェーズ1とフェーズ2って何が違うの?」「どんなルールを守れば合格できる?」——FTMOチャレンジに挑戦する前に、ルールを完全把握していないと一発失格になります。漫画投資部では、FTMO公式ルールと複数の合格者データをもとに、フェーズ1・フェーズ2の合格条件を丸ごと解説します。失格の90%以上がルール理解不足によるものだからこそ、本記事を読み切ってからチャレンジに臨んでください。

この記事でわかること
  • FTMOチャレンジ(フェーズ1)の合格条件の全貌
  • Verification(フェーズ2)の合格条件とフェーズ1との違い
  • 失格になる具体的な条件とよくある失格パターン
  • 禁止事項・禁止トレード手法の完全リスト
  • FintokeiとのFTMO合格条件の比較
  • 合格率を上げる実践的なポイント
結論:ルールを正確に理解すれば合格率は大きく上がる

FTMOはフェーズ1で10%の利益目標を30日以内に達成し、フェーズ2(Verification)では5%の利益目標を60日以内に達成する2段階評価です。どちらのフェーズも1日最大損失5%・総損失10%の制限が課され、最低4日間の取引が必須となります。失格の大半は「デイリーロス超過」と「全体ドローダウン超過」です。禁止事項を含めてルールを正確に把握し、リスク管理を徹底すれば合格は十分に現実的です。

リラ(normal)リラ

FTMOって名前はよく聞くけど、フェーズ1とフェーズ2って何が違うんですか?

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

FTMOは2段階の評価システムを採用しているんだ。フェーズ1のチャレンジで基本スキルを証明して、フェーズ2のVerificationで安定性を確認する流れだよ。2つのフェーズを突破して初めてFTMOトレーダーとして認定される仕組みさ。

🎖️
キャピタ教官
プロップファーム評価スペシャリスト

プロップファーム10社以上を実際に利用した経験を持つ専門家。FTMOチャレンジの合格者データと公式ルールの変更履歴を継続的に調査・分析している。

この記事の調査・検証方法
📋
公式ルール調査

FTMO公式サイトのFAQ・利用規約・ルールページを2026年3月時点で確認。最新の条件変更も反映済み

📊
合格者データ分析

複数の日本人合格者のレポートと海外レビューサイトのデータをもとに、よくある失格パターンを集計・分析

🔍
他社比較調査

FintokeiとFTMOの合格条件を公式情報をもとに7項目で比較検証

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禁止事項確認

FTMO公式の禁止トレード手法リストを一次情報として確認し、グレーゾーンもまとめた

FTMOチャレンジとは?全体の流れを把握しよう

FTMOは、チェコ共和国発祥のプロップファーム(資金提供型トレーディング会社)です。自己資金なしで最大20万ドルの運用資金を提供し、利益の最大90%をトレーダーが受け取れる仕組みが特徴です。

チャレンジは3ステップで構成されています。

1
フェーズ1:FTMOチャレンジ

30日以内に10%の利益目標を達成する。1日最大損失5%・総損失10%以内を守りながら、最低4日間の取引が必要。

2
フェーズ2:Verification(検証)

60日以内に5%の利益目標を達成する。損失制限はフェーズ1と同じ。最低4日間の取引が必要。

3
FTMOトレーダー認定

両フェーズを突破すると資金が提供される。利益分配は最大90%で、4ヶ月ごとに分配率が上昇する。

リラ(normal)リラ

2段階もあるんですね。両方クリアするのって難しそう……。

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

合格率は10〜15%程度と言われているよ。ただ、失格の大半はルール理解不足によるもの。ルールを完全に把握してから挑めば、スキルのあるトレーダーには決して不可能な数字じゃない。

利益目標の達成難易度
3.5/5
ドローダウン管理の難しさ
4/5
ルールの複雑さ
3/5
最低取引日数の厳しさ
2.5/5
禁止事項の多さ
2.5/5

フェーズ1(FTMOチャレンジ)の合格条件

フェーズ1は、FTMOがトレーダーの基本スキルとリスク管理能力を評価するステップです。制限時間内に利益目標を達成しながら、損失制限を守り続ける必要があります。

フェーズ1 合格条件一覧
利益目標10%(初期残高比)
最大デイリーロス5%(初期残高比)
最大総損失10%(初期残高比)
制限期間30日間
最低取引日数4日間
取引対象FX・株式・コモディティ・暗号資産

利益目標10%の具体的な意味

利益目標は初期残高に対して10%です。口座サイズが1万ドルなら1,000ドルの利益が必要で、10万ドル口座なら10,000ドルの利益が目標になります。

30日という期限はありますが、利益目標を達成し最低取引日数(4日)をクリアすれば期間内の早期合格も可能です。

利益目標は含み損ではなく確定損益で計算

利益目標の達成判定は、決済済みの確定損益で計算されます。未決済のポジションに含み益がある場合でも、ポジションを決済しない限り利益目標としてカウントされません。

最大デイリーロス5%の仕組み

デイリーロスとは、1取引日の間に出してよい最大損失のことです。1万ドル口座なら1日あたり500ドルが上限になります。

デイリーロスの計算は「含み損も含む」

FTMOのデイリーロス計算には、決済済みの損失だけでなく未決済ポジションの含み損も含まれます。「決済さえしなければセーフ」という認識は誤りです。含み損が膨らんでデイリーロス上限に達した時点で失格となります。これがFTMO失格の最大原因です。

最大総損失10%の仕組み

総損失とは、チャレンジ開始から通算の最大損失です。1万ドル口座なら合計1,000ドルの損失が上限です。デイリーロスを毎日コントロールしていても、累積損失が10%に近づいてきたら即時撤退も考える必要があります。

リラ(normal)リラ

デイリーロスに含み損が含まれるって、ポジションを持ったまま放置するのが怖いですね。

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

そこが一番大事なポイントだよ。ニューストレードや逆行リスクが高い場面では、ポジションの含み損が急拡大する可能性がある。デイリーロスの残余を常に意識して取引することが合格の鍵だね。

最低取引日数4日間のルール

利益目標を早期達成しても、最低4日間は取引記録がないとフェーズ1を完了できません。4日間は連続して取引する必要はなく、期間内に合計4日の取引実績があればOKです。

「取引した日」の定義

FTMOにおける「取引した日(Trading Day)」とは、その日に少なくとも1つのポジションを決済した日のことです。ポジションを保有するだけでは取引日にカウントされません。

フェーズ2(Verification)の合格条件

フェーズ2はVerification(検証)フェーズと呼ばれ、フェーズ1で証明したスキルが継続的に発揮できるかを評価します。利益目標が5%に下がる一方で、制限期間は60日間と倍になります。

フェーズ2 合格条件一覧
利益目標5%(初期残高比)
最大デイリーロス5%(初期残高比)
最大総損失10%(初期残高比)
制限期間60日間
最低取引日数4日間

フェーズ1とフェーズ2の主な違い

項目フェーズ1(チャレンジ)フェーズ2(Verification)
利益目標10%5%
制限期間30日間60日間
最大デイリーロス5%5%
最大総損失10%10%
最低取引日数4日間4日間
難易度感利益目標が高い安定性が求められる

フェーズ2の利益目標はフェーズ1の半分ですが、60日間で安定したトレードができるかが問われます。短期間で急いで利益を出すのではなく、コンスタントに稼ぐ戦略が求められます。

リラ(normal)リラ

フェーズ2の方が目標が低いから楽そうに見えるけど……?

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

目標値は低いけど、60日間ずっとルールを守り続けなければいけない。長期間にわたってメンタルと規律を保つのが、フェーズ2の本当の難しさだよ。1発の失格でリセットされるから、慎重さが求められるんだ。

失格条件とよくある失格パターン

FTMOの失格は、合格条件を達成できなかった場合だけではありません。ルール違反をした瞬間に即時失格となります。

即時失格となる3大条件

  1. デイリーロス5%超過:1日の損失(確定損益+含み損)が初期残高の5%を超えた瞬間に失格
  2. 総損失10%超過:チャレンジ開始からの通算損失が10%を超えた瞬間に失格
  3. 禁止事項の実施:FTMOが禁止するトレード手法を実施した場合は即時失格

よくある失格パターントップ5

  • 含み損の見落とし:デイリーロスの計算に含み損が含まれることを知らず、大きなポジションを保有したまま相場が逆行
  • ニュース前の大きなポジション:経済指標発表前に大ロットを仕込み、指標後の乱高下でデイリーロス超過
  • ロスカット狩りによる連続損失:1日に複数回の損失が重なり、気づいたら5%上限に達していた
  • リベンジトレード:損失を取り返そうとロットを増やし、さらに損失が拡大して総損失10%超過
  • 週末保有ポジションのギャップ:金曜日のポジション保有後、月曜日の窓開けで一気に損失が拡大
再チャレンジにはコストがかかる

失格になった場合、再チャレンジには再度購入費用が必要です。口座サイズが1万ドルなら約155ドル、10万ドルなら約540ドルが必要となります。ただし、フェーズ1を突破してフェーズ2で失格した場合は、フェーズ1からやり直しです。コストを無駄にしないためにも、十分な準備が必要です。

リラ(normal)リラ

含み損がデイリーロスに含まれるって、スワップとかも影響してくるんですか?

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

スワップコストも損失として計上されるよ。特に複数通貨ペアを保有している場合、スワップが積み重なって想定外の損失になることがある。デイリーロスの計算は「残高ベースではなく含み損益込みの評価額」で行われるから注意が必要だね。

禁止事項・禁止トレード手法の完全リスト

FTMOはプロップファームの中では比較的自由度が高い方ですが、それでも一定の禁止事項が存在します。

完全禁止の手法

以下の手法は即時失格・利益没収の対象

以下の手法をフェーズ1・フェーズ2・プロトレーダー段階のいずれで実施しても、即時失格または利益没収となります。

  • HFT(高頻度取引):極めて短時間に大量の注文を行うアルゴリズム取引。サーバー負荷の問題から禁止
  • レイテンシーアービトラージ:価格更新の遅延を悪用した裁定取引
  • トライアングルアービトラージ:複数通貨ペアの価格差を利用した裁定取引
  • コピートレード(第三者シグナル):他者のシグナルを受信してトレードする行為。自分のシグナルの使用は条件付きで可
  • グループコピー取引:複数のFTMOアカウント間で全く同じ取引を行うこと

条件付きで制限される手法

  • EA(自動売買):使用自体はOKだが、HFTやアービトラージを行うEAは禁止。市販EAを他のFTMOトレーダーと同じ設定で使う場合は「グループコピー取引」とみなされるリスクあり
  • ニュース取引:チャレンジ・Verificationフェーズでは基本的に許可。ただしFTMOトレーダー(認定後)は経済指標発表の前後2分間の新規注文・決済が禁止
  • 週末ポジション保有:スタンダード口座ではVerificationフェーズまで許可。認定後のFTMOトレーダーは禁止(スイング口座は可)
  • スキャルピング:基本的に許可。ただしティックレベルの超高速スキャルピングEAは禁止
  • マーチンゲール:FTMOでは禁止。損失を倍賭けで取り返す手法はルール違反

グレーゾーンへの注意

不明な場合は必ずFTMOサポートに確認

自分の取引手法が禁止事項に該当するかどうか不明な場合は、必ずFTMO公式サポートに事前確認してください。「知らなかった」では失格・利益没収が覆ることはありません。FTMOはチャットサポートで比較的迅速に回答してくれます。

リラ(normal)リラ

EAは使えるんですね。でも禁止EAとOKなEAの線引きが難しそう……。

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

基本的に「人間のトレードを自動化したもの」はOKで、「マーケットの抜け穴を突くもの」はNGという考え方だよ。自分で作ったEAでも、取引頻度やロジックによっては禁止されるケースがある。事前にFTMOのFAQを読んで、疑問があればサポートに確認するのが鉄則だね。

FTMOとFintokeiの合格条件を徹底比較

日本人トレーダーがFTMOの代替として検討することの多いFintokeiと、合格条件を比較してみましょう。

比較項目FTMOFintokei
フェーズ1 利益目標10%8%
フェーズ2 利益目標5%6%
最大デイリーロス5%5%
最大総損失10%10%
フェーズ1 制限期間30日間30日間
フェーズ2 制限期間60日間60日間
最低取引日数4日間3日間
ニュース取引(チャレンジ中)基本OK基本OK
マーチンゲール禁止2025年7月以降解禁
利益分配率最大90%最大90%
日本語対応部分対応完全日本語対応

FTMO vs Fintokei:どちらを選ぶべきか

FTMOが有利な点
  • プロップファーム業界で最も高い知名度と信頼性を持つ
  • フェーズ2の利益目標が5%とFintokeiより低い
  • グローバルなトレーダーコミュニティが充実している
  • 長年の運営実績があり、出金トラブルが少ない
FTMOが不利な点
  • フェーズ1の利益目標10%はFintokei(8%)より高い
  • 最低取引日数がFintokei(3日)より多い(4日)
  • 日本語対応が部分的でサポートが英語のことも
  • マーチンゲールが禁止でFintokeiより手法の制限が多い
リラ(normal)リラ

Fintokeiの方がフェーズ1の利益目標が低くて始めやすいんですね。でもFTMOの方が信頼性は高い?

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

そうだね。FTMOは業界最大手で出金実績も豊富。Fintokeiは日本人向けに設計されているから日本語サポートが手厚い。初めてプロップファームに挑戦するなら、日本語でサポートを受けられるFintokeiも選択肢になるよ。FTMOはブランドと信頼性を重視したい中級者以上に向いているね。

FTMOチャレンジを突破するための実践ポイント

ルールを把握したうえで、実際の合格率を上げるためのポイントを解説します。

1. フリートライアルで徹底的に練習する

FTMOは無料のフリートライアル(デモ口座)を提供しています。本番と同じ環境でルールを体感できるため、必ずフリートライアルでシミュレーションを行いましょう。

2. リスクは1トレードあたり0.5〜1%に抑える

デイリーロス上限5%を余裕を持って守るためには、1トレードあたりのリスクを0.5〜1%に設定することをおすすめします。これにより、5〜10連敗しても失格ラインに達しません。

3. デイリーロスの残量を毎朝確認する

取引開始前に必ず当日のデイリーロス残量を確認する習慣をつけましょう。ロスが3%を超えたら当日の取引を止めるルールを自分に課すことで、失格リスクを大幅に減らせます。

4. ニューストレードは慎重に

チャレンジ・Verificationフェーズではニュース取引は基本的に許可されていますが、重要な経済指標発表時は大きなスプレッド拡大が発生します。含み損が急拡大してデイリーロスに引っかかるリスクがあるため、初心者は避けることをおすすめします。

5. 週末ポジションは基本的に閉じる

週末の窓開けは予測不能です。スイング口座を選ばない限り、週末はポジションをクリアにしておくのが無難です。月曜日の窓開けで一気に総損失10%超過になったケースも報告されています。

リラ(normal)リラ

1トレードのリスクを1%以下にするって、かなり守りの姿勢ですね。

キャピタ教官(normal)キャピタ教官

プロップファームのチャレンジは「利益を最大化するゲーム」じゃなくて「失格しないゲーム」なんだよ。守りながら利益目標を達成することが求められる。焦って大きなロットを張るトレーダーほど失格しやすい。堅実さこそが合格への近道だね。

FTMOチャレンジに挑戦する前に必ず確認を
  • フェーズ1:30日以内に利益10%・デイリーロス5%・総損失10%以内・最低4日間取引
  • フェーズ2:60日以内に利益5%・同じ損失制限・最低4日間取引
  • デイリーロスの計算には含み損も含まれる点に注意
  • HFT・アービトラージ・コピートレード・マーチンゲールは禁止
  • まずはフリートライアルで本番環境を体感してから挑戦
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